アコギのピックアップレビュー。〜まとめ〜

予想外にアクセスが多いので、この3年半で試したピックアップのおすすめをレビューします!

その前に、アコースティック・ギター・マガジン ピックアップ&プリアンプ・ブック / リットーミュージック【メール便なら送料無料】 【フォークギター/アコギ教本】という本が出ています。はっきりってこれを買って選ぶのが一番近道だと思います。(笑)

この本の印象ですが、やはり2大メーカーの強さを感じますね。「暖かいサウンドのL.R.BAGGS」「クールでロックなFISHMAN」という印象です。Martin系ならL.R.BAGGS、Gibson系ならFishmanでしょうか。自分のテストもほぼおなじ印象です。

レビューするピックアップの音源です。最初はコンデンサーマイク(KM184)で録りました。ま、そりゃ一番いいんですけどね。。。

NEUMANN KM184 BK【国内正規品3年保証】

とにかく音が生っぽい – iRig Acoustic Stage

IK MULTIMEDIA iRig Acoustic Stage【p5】

表情豊かなアコースティック・サウンドを余すところなく捉える アコースティックギター専用先進のデジタルマイクシステム スタジオで収録するようなサウンドで、アコース...

販売価格: 12,420 円 ( 更新)

販売店舗: パワーレック鍵盤堂

リリースしてまだ2ヶ月位。オタク魂で買ってしまいました。(笑)マイクタイプのピックアップです。ピック型のマイクをサウンドホールにくっつけてDSP内蔵の専用プリアンプ経由でDIに挿して使います。

サンプルを聞くとわかりますが、マイク録りに最も近いです。パッと聞くとどちらかわかんないくらいのクオリティ。これはすごい。「WARM」というプリセットで録ってますが一番ナチュラルです。他はハイが痛くて少し安っぽい。ま、マイクなので、使うアコギの鳴りによるでしょう。

デメリットとしては、コードが細いので耐久性に問題あり。ひっかけたり、本体を落としたりするとすぐノイズが出そう。ライブの時は結構不安を感じそうです。コードの取り回しやセッティングも少し手間ですね。リハで一回付けて、外してまた付けてとか。あとは、右手に少し当たって邪魔なこと。これはネック寄りにくっつければいいんだけど、音的には真ん中あたりが一番いいので悩ましい。。

まとめ

マイクでいい音で録れない環境下のレコーディングに最適です。僕はある程度ノイズのない環境なのであえて使うことはないですが、騒音に悩んでるアコギストにとってはノイマンなんか買うより遥かに仕事してくれると思います。もちろんマイクなので多少ノイズはのるし、やや人工的ですけどね。

ライブ用途としてですが、ハウリやすいと思うので1〜2人用と仮定すると、「マイクでいいじゃん」って事になるのであまり出番が無いような。。(笑)上で書いたようにセッティングや故障の不安もありますしね。たまになら使ってもいいかなというレベル。アコギになんの改造もいらないので、緊急用なんていいですね。

とにかく生っぽい音が欲しい!という人はかなりオススメです。

生っぽさと使い勝手のバランスがいい – Lyric

トップ裏にマイクを貼り付けるタイプ。iRigほどの生っぽさはないですが、空気感もあってライブではナチュラルな音で良いです。プリアンプ内蔵なのでセッティングが楽なのがいいですね。おしりにケーブルを挿せば準備完了。時間がなく、トラブルの怖いライブには重要なことです。

もうLyricで何度もライブをやってますが、なんのトラブルもなく安心して使えます。取り付けはサウンドにも影響するので、楽器屋にお願いした方がいいですね。

デメリットは、生音が少し悪くなります。固くなるというか奥行き感や伸びが失われる感じを取り付ける度にうけます。電池を付けるので気軽に弾くには少し重さを感じてきますね。ライブではマイクほどシビアじゃないですが、ベース、ドラムが入るとハウリングと線の細さで使うには厳しいでしょう。

あと、ある程度の低音が必要なのでドレッド向きだと思います。ピアノの横でリード弾きみたいなプレイであれば000サイズでも全然いいですね。

まとめ

iRigほどの生っぽさはないけど十分ナチュラルで実戦向きのバランスの取れたピックアップです。ライブメインで考えているアコギになら取り付けて損はないです。

どんなハコでも安定して使える – RARE EARTH BLEND

サウンドホールに挟むマグネティックとマイクのブレンドタイプ。古くからあるモデルでマイナーアップデートを結構やってます。ヤフオクや中古はリスクが高いのでやめたほうが良いですね。音も新旧では全然違います。

Gibson系のストローク向きのスカッとしたサウンド。iRigみたいなリアルな音ではないですが、かっこいいし嫌いじゃないです。楽器の多い構成では使いやすい音だと思う。上記2つよりハウりにくく、狭いバーから大きめのライブハウスまで安心して使えます。比較的小さいサウンドホールでも取り付けられる、また取り外せば本体に一切影響がないのもメリットです。

デメリットはケーブルが長い、電池周りに癖があるなど、製品としてのクオリティはアメリカンであまり高くないところ。あとは、右手に当たりやすくて気になるくらいでしょうか。

まとめ

普段はマイクで、たまにピックアップが必要という人におすすめ。特にGibsonはLyricより似合う音だな〜と思います。

その他のピックアップレビュー

指弾きメインなら「M80」。ふくよかでマグネティックとしては一番生っぽい。Fishmanよりモノはいいし、電池残量が確認できたりして便利です。ただ、ドレッド以下のサウンドホール幅だと取り付けが面倒くさくてイライラします。あまり小さいと付きません。

L.R.Baggs/M80【アコースティックギター用ピックアップ】【お取り寄せ】

Lyricのマイクとピエゾのブレンドの「Anthem」も本格的にライブをする人にはオススメ。どんなシーンにでも対応できる組み合わせと、迫力のある低音と空気感のある高音が気持ちいいです。その分生音にかなり影響が出るのとアコギが重くなるので、普段ポロポロ弾くには向かないギターになってしまいます。

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ピックアップ総評

「生音っぽさが欲しい」「取り付けやすいのがいい」「一人でもバンドでも」「アコギを改造したくない」など、求めることは人それぞれでピックアップ選びは難しいです。何を優先すべきかをまず考えたほうがいいですね。

いろいろ買った経験から一つだけ決まったことは、ライブメインで生音など気にしなければ、Anthemを付けるか、エレアコを買います。

それ以外のライトな用途は…難しいですね〜。(笑)